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サイフロ中ってどんな学校?

2020/09/22
湘南ゼミナール 公立中高一貫コース サイフロ附属中講座責任者 荒川 恭洋 湘南ゼミナール 公立中高一貫コース サイフロ附属中講座責任者 荒川 恭洋

一般の公立中学と変わらない学費と高い進学実績で人気が集まる公立中高一貫校。神奈川県で高倍率の「横浜サイエンスフロンティア(サイフロ中)」の合格者総数が4年連続で各塾中No.1と高い実績を出している湘南ゼミナール「サイフロ附属中講座」責任者の荒川先生に話をお聞きしました。

サイフロ附属中ってどんな学校?

何かやりたいことがあり、それを伸ばしていくには非常に良い環境だと思います。例えば、総合的な学習の時間に実施する「サイエンススタディーズ(Science Studies)」という、自然科学や社会科学を核とした課題探究型の学習科目では、自分の研究テーマを決めて研究に没頭できる環境が用意されています。また「フロンティアタイム(Frontier Time)」という1コマ95分の自習時間では、自分の研究をすすめることはもちろん、読書や進路の探究など、生徒さんが自由に時間を使えます。こうした様々な探究活動ができるよう、培養器や電子顕微鏡など最先端の設備もあるので、やりたいことおこなう環境が整っていると思います。

サイフロ附属中はどんな子が目指している?

理科、算数が好きな生徒さんが多い印象です。例えばサイエンス教室やプログラミングなどに興味があり、習い事として行っているような生徒さんも多くいらっしゃいます。

サイフロ附属中の進学実績は?

横浜サイエンスフロンティア附属中は1期生がまだ高1なので、附属中生の大学進学実績は出ていません。ただ横浜市立南附属中や県立相模原中など、他の公立中高一貫校では中高一貫校になってからの方が進学実績は高くなるのが一般的な傾向として出てとして出ております。横浜サイエンスフロンティア高校が、すでに素晴らしい大学進学実績を出していますので、附属中生もさらに期待できるのではないかと思います。

なぜ公立中高一貫校の進学実績は高いのか?

公立中高一貫校を受検する生徒さん達の多くは、学習塾などで適性検査の専門的な対策を受けて受検しています。鍛えられた生徒さん達ばかりが集まる高倍率の受検に合格し、入学している生徒さん達は、学力が非常に高いというのが最大の理由だと思います。また公立中高一貫校には、受検を突破して入学した優秀なお子さまが切磋琢磨できる環境が整っていることも、高い大学進学実績につながっているのではと考えています。

サイフロ附属中の選考方法は?

横浜サイエンスフロンティア附属中の選考は、小学校の学校成績と適性検査Ⅰ・Ⅱの得点で行われます。小学校の成績は5年生、6年生の成績が選考に使われます。学校成績は、各科目の評定を数値化し、5年生・6年生の2学年で100点満点になるように換算します。適性検査は、適性検査Ⅰ・Ⅱそれぞれ100点満点、合計200点満点の検査を、300点満点に換算します。そして、学校成績の値と適性検査の得点を合計した、400点満点の値(S値と呼びます)を使って選考します。ただし、S値を使った選考での合格者は、男女各40名の定員中、男女各36名です。残りの男女各4名は、学校成績が関係なくなり、適性検査の得点のみで選考されます。

サイフロ附属中の適性検査の特徴は?

理系の適性検査Ⅱでは、小学生が全く知らないような未知の内容が出題されることも多くあります。問題の内容を読み取り、計算などを繰り返しながら答えを出していかなければなりません。未知の分野であっても、問題に書かれた内容を正しく読み取って論理的に粘り強く問題に取り組むことを必要とする傾向があると思います。

学校側が選考で重視している点は?

小学校での成績が合否判定項目のうち25%の比率でみられるので、受検勉強だけではなく、小学校でも積極的に学習に取り組んでいることが求められると思います。一方で、適性検査の比率は75%あるわけですから、どちらかと言えば学力重視と言えます。生徒さんには、難しい問題の多い適性検査対策を通じて高い学力を身に付けてもらい、入学後に、最先端の設備を生かして活躍して欲しいと考えているのではないでしょうか。

サイフロ附属中の魅力や選考の特徴が理解できました。 ありがとうございました!!

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公立中高一貫校受検特集 神奈川県
湘南ゼミナール 公立中高一貫コース サイフロ附属中講座責任者 荒川 恭洋 湘南ゼミナール 公立中高一貫コース サイフロ附属中講座責任者 荒川 恭洋

横浜サイエンスフロンティア附属中をはじめとする公立中高一貫受検の専任講師。長年にわたる経験と問題分析や、適性検査傾向を把握した最新の指導を行い、例年多くの生徒さんを合格へと繋げている。
受検対策指導のみならず宿題や学校成績、一人ひとりの個性を伸ばし、受検の先も見据えた学習習慣を身に着けられることを大切にしている。

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