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公立中高一貫校受検を成功させるための親の心得

2020/10/06
元都内大手進学塾の講師 ケイティ 元都内大手進学塾の講師 ケイティ

一般の公立中学と変わらない学費と高い進学実績で人気の公立中高一貫校ですが、親はどのように公立中高一貫校受検に関われば良いのでしょうか?そこで今回は元大手進学塾の公立中高一貫校対策クラスのカリスマ講師で現在は公立中高一貫校対策を中心とした、オンライン講師として活躍中のケイティさんにお話を伺いました。

高校受験、大学受験との違いは?

高校受験や大学受験を経験された保護者の方々に一番意識していただきたいのが「偏差値」に関する考え方です。公立中高一貫校の検査は一問一答形式の問題ではないので偏差値の意味がないとも言われます。公立中高一貫校受検で使われる適性検査は、科目という縛りがなく記述がメインであるため、偏差値で合格確率を出すことは難しいと言えます。同じ偏差値帯だから同じ難易度、とは言えないため注意が必要です。たとえば、偏差値60の私立中学と、偏差値60の公立中高一貫校は難易度も倍率も全く異なるのです。また高校受験や大学受験では「偏差値50」と聞くと真ん中くらいのレベルと感じられると思いますが公立中高一貫校を含めた中学受験で出されている「偏差値」は高校受験や大学受験と比較する場合は10〜15プラスして考えて欲しいと言うことです。例えば「偏差値50」の学校を受験する場合は高校受験や大学受験なら偏差値60〜65くらいのレベルの学校と同じくらいの難易度だと考えると良いと感じます。

親は公立中高一貫校受検に、どのように関与すれば良いの?

公立中高一貫校の受検では私立受験以上に親の関与が必要だと思います。特に重要なのが「添削」と「スケジュール管理」です。保護者の方で作文の添削経験がある方は少数だと思います。ですから保護者の方も受検準備期間で添削力を付けていく必要があると思います。私がおすすめしているのが公立中高一貫校受検の模試を複数受けると言うことです。模試は現在の実力を測ると言う目的以外に、結果を見て「どのようなことが加点されるのか」「どのようなことが減点されるのか」などを分析して家庭での添削に活かしていく使い方が有効だと思います。また公立中高一貫校受検に限らず、過去問を解くことが合格する力を付けていく上で王道だと思います。公立中高一貫校受検でも銀本と言われる全国の過去問を集めた問題集があるのですが、この銀本を受検までにどのようなスケジュールでやるのか?そのようなスケジュールに合わせて今日は何をやるのか?などの「スケジュール管理」を親がやってあげることで、合格の確率を高めることができると思います。あと保護者の皆さんに絶対にやって欲しいことがあります。それは、お子さんが志望している学校の過去問を試験時間と同じ時間で解いてみることです。そうすることで子供たちが、どれだけ大変な受検に挑戦しているのかを実感してもらえて適切なサポートをしてもらうことが出来るようになります。実際に私がサポートして合格をしたお子さんのご家庭で保護者が"過去問を解いたことがない"ご家庭はないと思います。

母親が働いていると公立中高一貫校受検って難しいの?

私の印象では半分ぐらいのご家庭はお母さんも働いています。ですから私が運営しているサロンでも、お母さんが抱え込み過ぎないようにと常々お伝えしています。お父さんとサポートを分担して、例えば理系問題はお父さんにサポートしてもらうとか、塾に通っているようなら塾の先生にも頼るとか、とにかくお母さんが全てサポートしようとは思わない方が良いと思います。

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公立中高一貫校受検特集 神奈川県
元都内大手進学塾の講師 ケイティ 元都内大手進学塾の講師 ケイティ

都内大手進学塾の講師として2007年から多くの生徒を合格へ導いた人気講師。担任した公立中高一貫校対策クラスでは6割を超える生徒が合格し、一躍有名に。夏期講習・正月特訓には他塾からも生徒が参加。全科目偏りなく指導できるオールラウンダー型講師。現在はオンライン講師として受検生と保護者のサポートを日々行っています。

サロンURL:https://lounge.dmm.com/detail/2380/

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