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【在校生インタビュー】神奈川県・京都府の公立中高一貫校の受検事情

2020/12/26
公立中高一貫校在校生 Aさん、Oさん、Nさん 公立中高一貫校在校生 Aさん、Oさん、Nさん

公立中高一貫校の受検事情を聞くなら、やはり実際に受検した生徒さんに聞くのが一番。ということで、公立中高一貫校に見事合格した3名にインタビューし、受検することになったきっかけ、実践した勉強方法、入学後の学校の印象、校内での生活について伺いました。

インタビューに応じてくれたのは、神奈川県・京都府の公立中高一貫校に通う3名です。

神奈川県・京都府の公立中高一貫校受検事情

まずは、インタビュー取材を受けていただく3名が通う学校のこと、そして神奈川県、京都府の公立中高一貫校の受検事情について簡単にご紹介します。

神奈川県は県立2校、横浜市立2校、川崎市立1校、京都府は府立4校、京都市立1校の計5つの公立中高一貫校があります。

川崎市立川崎高等学校附属中学校の倍率に関しては、4.03倍(2020年1月入試)、4.16倍(2019年1月入試)と2年連続で4倍を超えています。

卒業生の進路としては、昨年、第一期生が卒業して東京大学に1名合格しています。京都府立洛北高等学校附属中学校の倍率は、3.24倍(2020年1月入試)、3.68倍(2019年1月入試)。卒業生の進路は、2020年入試で東京大学に3名、京都大学に22名進学しています。

実際に受検しようと思ったのはいつ頃でしたか?

Aさん
小学5年生のはじめに中学受験に挑戦してみようと思いました。友人が中高一貫校を受検しようと話していたことがきっかけでした。

Oさん
私は小学5年生の冬頃に挑戦しようと思いました。きっかけは公立中高一貫校のことを知って、中学・高校の6年間を同じ学校で学べたらいいなと思ったからです。

Nさん
私は中学受験をすることが当たり前の家庭環境にいたので、小学1年生の頃には中学受験を受ける方針になっていました。その流れで小学3年生の2月から進学塾へ通い始めました。
はじめは中学受験に対して自分の意思はなかったのですが、勉強していくうちに自分からチャレンジを決めました。

現在通う学校を受検したきっかけは何でしたか?

Aさん
選んだ理由は、家から近いことでした。そして学校自体が新しいので、新しい環境/施設で学べることも良いなと思いました。
併願は考えず、川崎市立川崎高等学校附属中学校の受検一筋で考えていました。

Oさん
家から近いことと、小学校に貼ってあった川崎市立川崎高等学校附属中学校の紹介ポスターを見て、志望校を決めました。
Aさんと同じように、新しい学校で施設が充実していそうで興味が湧いたこともあります。
親から勧められたわけではなく、自ら行きたいと思いました。

Nさん
私は小学4年生の夏までは私立中学受験を前提に受験勉強をしてきました。

秋頃の志望校を決める準備をしていたタイミングで、親の勧めもあって京都府立洛北高等学校附属中学校のオープンキャンパスに参加しました。
オープンキャンパスや入試問題の内容などを見て面白そうだなと思い、洛北を第一志望にしようと決めました。

ちなみに現在の中学の同級生の話を聞くと小学6年生の10月から受検勉強を開始したって子もいたので、だいぶ早く志望校を決めて受検の準備を始めたことになります。

受検勉強ではどんなことに取り組んでいましたか?

Aさん
作文を書いたり志望校にかかわらず過去問をたくさん解いたりしていました。
銀本(公立中高一貫校適性検査問題集の通称)も活用して、少なくとも全問2回は解いていたと思います。6年生の1年間は毎日1問、過去問に触れていたと思います。

Oさん
適性検査用の理系と文系に分かれた問題集を使って、最初は適性検査の問題傾向とか基礎知識を学びました。
その問題集と銀本を使って過去問に取り組みました。年明けからは、面接対策をしました。
銀本は30都道府県分くらいの問題を解いていました。

Nさん
私は受検1年前の小学5年生から、過去問を解き始めました。

春休みの終わり頃には、過去問はすべて解き終えました。
中学受験は併願をしていたので2校分の勉強を同時にやりつつ、さらに塾も3つ通っていたのでとても大変でした。

効率的に勉強するため母に相談をして、今日は何をやれば終わるのかという毎日の学習予定を立てて勉強していました。ちゃんと時間配分を計算して取り組むことができたので、ストレスなく勉強できました。

実際に入学してみての学校の印象はどうですか?

Aさん
入学前は「新しい学校だから施設が充実してそうだな」と思っていました。

実際に入学してみると、本当に校舎がきれいでした。学習環境も進んでいて、生徒一人に1台パソコンが配布されて、パソコンを使いながら授業を行っています。

Oさん
設備が充実していて、思った以上に快適でした。授業でパソコンを使うことが多いので、早いうちからパソコンソフトに慣れることができました。

英語授業に力を入れているので、そこも勉強になるなと思います。

Nさん
オープンキャンパスのときから自由な校風だなと思っていたんですが、入学してみると勉強自体は厳しい印象があります。

また、洛北サイエンスという授業では、京都大学や薬科大学から教授が来て講義を受けることがあるんですが、その授業を通じてレポートをまとめる力や考察力が身についたなと感じました。

通っている学校の勉強面での特徴やユニークな学習はありますか?

Aさん
英語に力を入れていて、他の学校と比べると英会話の上達スピードが違うと思います。また、パワポを使って発表をするんですけど、そういったITツールの使い方が学べるのも特長です。

Oさん
英語テストの成績に関しては、校内平均点が他校より高く英語に強い生徒が多いと思います。高校の先取り授業があって、数学の確率や古典の授業も習いました。

Nさん
洛北も先取り授業が多く、中学2年生で(3年生で習うことになっている)関係代名詞を既に習っています。また、洛北サイエンスでは手書きのレポートを提出するんですけど、A・B・Cなど独自の採点方式がありますね。

部活動やイベントはどんなことをやっていますか?

Aさん
私は吹奏楽部に所属していました。学校としてそれほど部活動に力を入れているようには感じなかったです。行事としては、文化祭や体育際などシーズンごとにイベントがありました。

Oさん
私は部活に所属していないので、部活動についてはあまりわからないです。行事としては、体育祭は高校の先輩と合同で開催するので規模が大きかったり、先輩が参加する競技を応援することができたので楽しかったです。

文化祭は、中学生では食べ物の出店ができないんですが、高校の先輩が出店したブースには食べ物もあるし、お化け屋敷やダンスイベントがあったりして、他の中学校の行事より楽しめたと思います。

Nさん
私の学校では、厳しい部活とゆるい部活がありました。
全国大会に出場するような弓道部は指導が厳しい印象です。

私が所属するサイエンス部は先輩後輩が仲良く、月ごとにテーマを決めて研究するのが主な活動で、研究結果をパワーポイントで発表しています。

文化祭は、1年生は合唱、2年生は日本舞踊、3年生は演劇と、中学生は催し物が決まっていました。

最後にセミナーに参加されている保護者の方へメッセージをお願いします。

Aさん
自分もそうでしたが、小学6年生だとそんなに自分から積極的に勉強をやろうと思わないので、受検勉強の大切さを熱心にお子さんに伝えるのがいいと思います。

Oさん
受検対策は過去問や作文など学習することも多いうえ、途中から集中力が切れることもあるので、日頃から勉強する習慣をつけたほうがいいと思います。

Nさん
私は苦手分野だった作文の勉強を、小学4年生頃から始めました。4~5年生から勉強を始めるなら、苦手分野を攻略するために最初は過去問を解く回数を増やすことが大事だと思います。
6年生になったら、作文を短時間で書ききれるように時間配分をする対策もポイントだと思います。

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公立中高一貫校在校生 Aさん、Oさん、Nさん 公立中高一貫校在校生 Aさん、Oさん、Nさん

川崎市立川崎高等学校(附属中学校) 高校2年生 Aさん
川崎市立川崎高等学校附属中学校 中学3年生 Oさん
京都府立洛北高等学校附属中学校 中学2年生 Nさん