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知っトク大学入試の基礎知識!総合型選抜(旧AO入試)とは!

2021/04/28
家庭教師のメガスタ AO・推薦対策講座 講師指導・責任者 兼 指導者 平城 博隆 家庭教師のメガスタ AO・推薦対策講座 講師指導・責任者 兼 指導者 平城 博隆

そもそも総合型選抜(旧AO入試)ってどんな入試?

大学入試には大きく分けて、一般入試、学校推薦型選抜、総合型選抜(旧AO入試)と3つの試験方法があります。昔は一般入試が主流でしたが、ここ数年、一般入試ではなく学校推薦型選抜・総合型選抜(旧AO入試)で進学する学生が非常に増えています。総合選抜型(AO入試)は、大学にふさわしい受験生かどうか本人の適正が問われる試験となっています。昔に比べ優秀の定義が変わってきたことが背景にあります。昔は多くの知識を持っていたり優秀な人間だと言われていましたが、現在はほかの人が思いつかないような「新しい発想が出来る人」が求められています。知識があるかどうかという視点から、情報を基に思考力を持っているかどうかに評価の重みが変わってきたということですね。

どんな大学が総合型選抜(AO・推薦)入試を実施しているの?

慶應SFCが1990年に初めて総合型選抜(旧AO入試)を実施してから、多くの大学で総合型選抜(旧AO入試)が導入されてきました。2016年には東京大学や京都大学でも導入され、導入の広がりは国公立にも広がっています。文部科学省の発表によると21年度の総合型選抜(旧AO入試)は、国立76.8%、公立大学が39.1%、国公立全体が56.9%が実施し、いずれも過去最高となりました。私立大学に限ってみれば8割近くが総合型選抜(旧AO入試)を実施している状況です。全国の大学数も学校推薦型入試などの様々な入試形態を含めれば、国公立・早慶上智・GMARCHのほとんど全ての大学が、総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型入試を採用し、一般的な受験方法になってきていると言えますね。

また、実際に総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型入試等で進学した入学者も、文科省『国公私立大学入学者選抜実施状況』を基に旺文社教育情報センターがまとめた内容によると、「2019年私立大学入学者の内訳を見ると、「推薦+AO」入学者の割合は全体の54.1%を占め、2年連続で過去最高を更新した。推薦入試での入学者数は206,672人で20万人超は初、全体に占める割合は42.6%で過去最高。AO入試での入学者は全体の11.6%、5年連続で過去最高を更新。なお、国公立大学も2019年の「推薦+AO」入学者の割合は全体の19.3%を占め、4年連続で過去最高を更新した。」と発表しています。

総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型入試の募集定員が増えているって本当?

大学側も学生の確保に力を入れているため、最近総合型選抜(旧AO入試)を導入する大学が増えています。2020年の大学入試制度改革に伴い、総合型選抜(旧AO入試)の枠は更に拡大していくことが見込まれています。

なぜ総合型選抜(旧AO入試)・学校選抜型入試の募集定員が増えているの?

総合型選抜(旧AO入試)・学校選抜型入試がここまで増えたのは、一つには学生に対しての評価基準を学力だけの優劣にとどめず、特定の秀でた能力を評価する試験として慶應大学が導入してから多くの大学で広がりました。また、大学の経営の課題があります。18歳人口は2009年ごろからいったん横ばいで推移してきましたが、2021年あたりから再び減少局面に突入していきます。そこで、一般入試よりも早い時期に学生を確保するため入学定員を確保できる試験制度を積極的に取り入れているということです。あとは、受験生側にも選ばれているのは、浪人せずに現役で早く大学合格したいという希望に合っている面もあると言えます。

総合型選抜(旧AO入試)の選考スケジュールや選考方法はどうなっているのですか?

入試の選考スケジュールは、令和3年の総合型選抜(旧AO入試)に対する出願は他の試験より先に実施され、9月から始まります。続いて、学校推薦型選抜、一般入試と続きます。総合選抜型(旧AO)入試結果発表も一番早く行われ、早い所で10月から発表が始まるため、いち早く大学合格を決定できるのが総合型選抜(旧AO入試)だと言えます。一般入試は年明けに行われますので、総合型選抜(旧AO入試)が不合格の場合は一般受験を受ける、と併用で現役合格を狙うという人もいます。

選考方法は、大学を希望するその志望理由と、大学側の「アドミッションポリシー」がマッチしているかを、「志望理由書」「面接」「小論文」等を用いて審査します。その他、複数の受験生でディスカッションするグループディスカッションや特定のテーマに対してプレゼンテーション、学力試験、実技試験など、試験内容は様々で、志望理由書と面接と小論文とグループディスカッションなど、組み合わせも異なります。多くの大学でまずは「書類選考」を一次試験とするところが多く、高校での学業成績や生活態度、課外活動の記録等が記載された「調査書」、志望理由とそれを裏付ける活動や考え、卒業後の目標などを記入した「志望理由書」、これまでの活動をまとめた「活動報告書」などの書類で審査されます。

総合型選抜(AO・推薦)入試の準備はいつから? どんな準備をすれば良いのですか?

9月から出願が開始する総合選抜型(AO)入試は、高校3年生に進学する4月から6か月後です。1か月あれば試験対策出来る!という人もいますが、出来れば遅くとも4月・5月から準備を始めることをおススメします。志望大学の入試対策も、試験内容が大学ごとに異なりますし、アドミッションポリシーも異なります。学費の面でも時間の面でも貴重な4年間費やす大学ですから、本当にその大学・学部で将来、自分のやりたいことに向けた学びが得られるのか、調べることも必要ですよね。そのステップが「私はこの大学のこの学部に行きたい。何故なら、この大学の場合このような授業や学習が出来るから。このようなことを学んで、このようなことを成し得たい。」という志望動機になるのです。やりたいことや方向性を考えて、それが学べる大学のことを調べ、比較検討した上で大学選びをすれば、考えないで進学するより、ずっと充実した大学生活が手に入れられるはずです。

志望理由書には、なぜその大学・学部を志望するのか、そこで学びたいことは何か、それを将来どのように生かしたいかまとめるものですが、「行きたい」「学びたい」だけではなく、試験を採点する大学、教授の視点から作り上げる必要があります。先にお伝えした、私がやりたいことは何か、なぜこの大学へ行きたいのかが整理できていれば、面接でその内容について質問された際も自信を持って説明が出来るはずです。いずれにしても、書類選考で通らなければ一次試験もありませんので、一番なのが「志望理由書」だと言われています。

また志望理由書も、自分の目ではよく書けたように見えても内容が浅いケースも多々あります。「この説明は本当に必要か?」、「なぜ問題が起こっているのか?」、「なぜ自分はその想いになったのか?」など、余計な言い回しや文章をそぎ落とし、裏付けとなるデータも含めた内容を盛り込むことによって、より信頼感のある説得力ある志望理由書を作ることが出来ます。また、面接に向けた対策、小論文についても対策は欠かせません。面接では、自分自身の想いを第三者に説明することが必要ですので「話す」トレーニング、小論文では「作文」ではありませんので、小論文の構成についても理解を深めておくことが必要です。

総合型選抜(AO・推薦)入試は学校の成績(評点)が高くないと受験資格も得られないって本当?

学校推薦型選抜入試では、学校生活が重視されます。名前のとおり「学校」の「推薦」が必要なため、成績が評価基準になるんですね。これまでの学校生活態度や評定平均で受験資格を判断されますので、評定平均が届かず学校推薦型選抜や指定校推薦を諦めるという受験生もいます。反面、総合型選抜(旧AO入試)は、自己推薦の受験方法ですので学校の成績が高いことは必ずしも求められません。学校推薦型入試を希望していたけれど受験枠を取れなかったため、総合型選抜(旧AO入試)を選択するという人もいます。ただし、近年、総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦型入試で合格した学生が授業についていけず中退が起こるケースなどの課題も指摘があり、一部学力を問う試験を入試に取り入れている大学もあります。

また、総合型選抜(旧AO入試)は、「一発芸」の入試などのように取り上げられることがあります。スポーツ競技での全国大会レベルの表彰実績や地方でのボランティア活動、地域創生等のコミュニティ活動、情報発信の実績など、人より秀でた活動実績がなければ難しいというように思われる方もいるかもしれませんが、そのようなことはありません。「私には誇れるようなことが何もありません」「特別なことをしたことはありません」という人でも、過去を振り返れば何かしらの出来ごとに貢献したことや、人にはない経験を持っているものです。逆に言えば、自身の人生を真剣に振り返り、何を経験してきたか、自分がこれからやりたいことを真剣に考えるタイミングがなかっただけのケースも多いのではないでしょうか。この受験を通じて、自分自身を振り返り、これから目指す方向性を真剣に考え、思考をまとめ、発表するという一連の経験は、人生の価値を高めるきっかけになるものだと言えると思います。

貴社では総合型選抜(AO・推薦)対策専門 AOメガスタを提供されていますが特徴を教えてください。

私たちの提供する総合型選抜(旧AO入試)対策は、総合型選抜(旧AO入試)で最も合否を左右する志望理由書を完成させるコースです。面接や小論文の対策に目が行きがちですが、実は総合型選抜(旧AO入試)で最も大切なのは志望理由書(エントリーシート・自己推薦書)です。なぜなら一次試験はこの志望理由書で合否が決まるからです。いくら面接や小論文の対策が完璧でも一次試験を合格することができなければ二次試験に進むことはできません。

さらに、二次試験の面接では志望理由書に基づいた質問をされます。志望理由をきちんと練り上げておかなければ、二次試験で深堀りされた質問の際にアピールにつながる返答ができません。単に実績や経験を上手に書き連ねるだけではダメなのです。学校でも志望理由書の添削をしてくれたり、積極的に試験対策をしてくれたりする学校もありますが、実際に一人ひとりにかけられる時間には限界があり、生徒側もよほどの信頼関係がなければ、学校で指導に当たる先生でも本音を話すことやプライベートな相談はしづらいものです。書き方だけの指導では、試験対策が十分だとは言えないでしょう。

メガスタでは自分自身の過去を振り返り、なぜ自分自身がそのような志望理由を持ったのか、「7つの観点チェックシート」で整理し、何度も質問を受けながら、なぜやりたいのか、どうしてそう思うのかまで掘り下げていきます。そこまでするため、本当の自分だけの志望理由が出来上がっていくのです。採点基準を熟知した総合型選抜(旧AO入試)入試対策専門の講師が指導し、これまでの合格実績に基づくノウハウだから出来る、自分の志望校に選ばれる志望理由書に練り上げていきます。このコースは志望理由書を完成させるだけではありません。総合型選抜(旧AO入試)で合格するために必要な基礎知識を学ぶことはもちろん、二次試験の面接やディスカッションで必要なコミュニケーションスキルも実践的なディスカッションや質疑応答を繰り返すことで身に付けられるカリキュラムになっています。

また、授業は完全オンラインで行いますので、全国どこに住んでいても受講が可能です。住まいの近くに専門の指導を受けられる塾がないという方、地方から東京私大を目指すのに専門的な指導を受けたいなどのご要望にお応えできます。全国にいるコミュニティの異なる受験生とのディスカッションは新しい感性や気づきを生み出し、知らない相手に分かりやすく伝えるトレーニングは、大学でも社会でも活かせる一生モノのスキルになります。少人数制で行い、自分が発表する・他者の発表を聞く・フィードバッグ受けるなど実践的なカリキュラムで客観的な視点で、自分だけの質の高い志望理由書に仕上げることができます。「アピールポイントがない」「志望理由が分からない」という方はもちろん、「実績や経験はあるけど志望理由書が書ける自信がない」という方にもおすすめの講座です。

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家庭教師のメガスタ AO・推薦対策講座 講師指導・責任者 兼 指導者 平城 博隆 家庭教師のメガスタ AO・推薦対策講座 講師指導・責任者 兼 指導者 平城 博隆

1978年生まれ、大阪府出身大阪府立大学大学院、修士課程修了後に教育業界に従事。メガスタAO・推薦対策コースの責任者として、講師研修、生徒指導を担当し、早慶を含む第一志望校合格者を多数輩出。指導においては、生徒自身の人生の振り返りを通じて「自分」への理解を深めさせ、他者に伝わる真の志望理由書の作成を徹底させることがモットー。主体的に学ぶ姿勢の体得に定評を得ている。

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